チームコンパスの一般提供を開始

2020年7月7日

医療現場の課題をITで解決する、ドクターズモバイル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:医師 中尾 彰宏)は、看護師の働き方改革を推進するスマートホスピタルサービス『TeamCompass(読み:チームコンパス)』の提供を、本日より本格的に開始します。

【『TeamCompass』4つの特長】

  1. 看護計画/看護記録にかかる時間を大幅に減少させるとともに、医師の判断を支援する、患者状態に関する細やかな情報を生産します
  2. 患者の病状の変化に伴い発生/消滅するTo Do(行うべき作業)をダイナミックに反映します
  3. 変化する患者の状態に柔軟に適応する分岐構造により、脱落のない新しいクリニカルパスを採用。 臨床のプロセスを俯瞰できることで、医療の安全と質の向上を実現します
  4. COVID-19の感染制御支援機能を標準で装備、COVID-19に関する行政報告なども自動化。感染流行に関連する医師や看護師、事務作業の負担を軽減できます

チームコンパスの詳細

  • ●看護計画/看護記録に要する時間を大幅に削減
    トライアルとして東京都の中規模病院で行われた研究では、従来型システムと比較して、平均85%作業時間を短縮(従来の34分から7分に短縮)
  • ●新しい形のクリニカルパス「PCAPS*(注3)」の利用が可能
    患者状態に応じたチーム医療を実現し、看護においては看護業務のフレームワーク「看護ナビ」の利用も可能
  • ●パス適用率を大幅に向上
    800種類以上に及ぶクリニカルパスにより、1000床規模の急性期病院でもパス適用率90%以上を実現
  • ●厚生労働省による保健医療分野の標準規格「看護実践用語標準マスター」に準拠。
  • ●看護記録の記載漏れが出にくい設計
  • ●患者の病状の変化に伴い発生/消滅するTo Do(行うべき作業)をダイナミックに反映
  • ●各社電子カルテとのスムーズな連携
  • ●導入・運用ともに医療現場に負荷をかけない設計
  • ●24時間365日の電話によるサポート受付でシステムトラブルにも柔軟に対応
  • ●多言語に対応
    海外からの医療従事者や研究者でも使いやすく、海外進出も視野に入る